坐骨神経痛で コルセットをつけると痛いときの対処法

坐骨神経痛により、おしりのびてい骨あたりがグリグリと押されるような痛みや、激しい腰痛に耐える日々は本当につらいものだ。

治すためには医学療法や自然療法などがあるが、その過程の中で医師よりコルセットを着用するよう指示されることは多くある。

しかし坐骨神経痛でコルセットを巻いても余計に悪化する、痛い、症状がひどくなるといった声がある。
この場合、病院から処方されたものであってもそうでなくてもコルセットが合っていないことが考えられる。

目次
  1. 着用しているコルセットが合っていない
    柔軟性のないコルセット
    圧迫して固定するタイプ
    筋肉を弱らせてしまうタイプ
  2. 椎間板ヘルニア・坐骨神経痛のコルセット

着用しているコルセットが合っていない

選び方がダメなコルセット現代のコルセットは様々なものがある。

通販などで安いものは大衆用に作られているものが多く、また病院で処方されるものであっても取り扱っているメーカーによっては古かったり機能性が低いものだってあるのが実情だ。

せっかく痛みが改善される状態であっても、使用するコルセットを間違えて腰痛が長期間改善できない人もいる。
もし坐骨神経痛でコルセットをつけているときに痛みが出たときは、以下のことを注意してほしい。

柔軟性のないコルセットは、つけただけて痛みが出ることもある

コルセットが硬いと座骨や骨盤、あばらが痛い。
いくらしっかりと固定するタイプであっても、使われている素材によっては痛みが出る。

医療用コルセットには、硬性コルセットと軟性コルセットがあり、この硬性コルセットが合わない人は多い。

柔軟性のある柔らかいコルセットでも、昨今のケアグッズは進化しているのでしっかりと固定され腰を負担してくれるものもあるので、選び方に気をつけよう。

圧迫して固定するタイプ

圧迫することで患部と常に押されたような感じになり、痛みが出ることがある。
この場合つける位置も大事だが、圧迫せずに固定する仕組みのコルセットを着用しよう。

圧迫固定をしない
(参照:筋肉の連鎖理論「圧迫固定では無い腰痛コルセット」

筋肉を弱らせてしまうタイプ

「コルセットは腰痛を治す期間を延ばしてしまう」といった意見もあるように、確かに市販の多くのコルセットなどを着用し続けることで、結果的に筋肉を弱らせて改善期間を延ばしてしまうことはある。

ただし、これは物と使い方が極端な場合である。
もしコルセットをつけて治らないならば医師からおすすすめされることはないはずだ。

理学療法士が見る「筋力の低下」

大事なことは、腰周りを支える筋肉を弱らせないようにすること。
そして、筋力を落とさない機能性を持つコルセットを選ぶことが大事だ。

椎間板ヘルニア・坐骨神経痛のコルセット

コルセットの着用により痛いときや、改善の見込みがないとき、症状が悪化しているときは以下のことを意識してみよう。

これまでの注意点をまとめると、

  1. 病院から処方されたコルセットは大衆的なものかどうか
  2. 楽天の最安値などで販売されている安いコルセットかどうか
  3. 素材が硬い。柔軟性がなく痛い
  4. 圧迫された感じがある
  5. 普通のコルセットで、長時間つけていると筋肉を弱らせるタイプ

椎間板ヘルニアや坐骨神経痛のときは、医療器具やケアグッズの選び方には十分に注意しよう。

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