坐骨神経痛の激痛対処!少しでも痛みを緩和する4つの方法

坐骨神経痛は本当につらいものだ。
動くだけでお尻の骨がきしむ感じがしたり、ただ立っているだけでも、座っているだけでも痛い。

症状が重い人にとっては、クシャミなんてもはや激痛だろう。

このページでは坐骨神経痛の痛みを少しでも改善したり、一時的にでも症状を緩和する4つの方法の紹介をしている。また合わせて悪化する間違ったを方法も見てほしい。
きっとあなたの生活が楽にするはずだ。

坐骨神経痛の痛みを緩和する対処方法

ブロック注射(効果が大きい)

坐骨神経痛の多くの人がブロック注射を受けている。数時間から数週間と個人差があり一時的ではあるが、神経の痛みを緩和する有効な手段である。(参照:ブロック注射の効果と期間

注射の痛みはあるが、腰椎ヘルニアや坐骨神経痛の痛みに比べると「まだマシ」と感じる人が多い。
ブロック注射と併用して、患部にモーラステープを貼った上で治療の様子を見ることも痛みを治す手段として有効である。

モーラステープ(手軽)

湿布のように貼る鎮痛消炎剤で、整形外科などで処方される。
家でもどこでも、いつでも使用できるモーラステープは肩こりや腰痛に悩む人がよく使用している。

坐骨神経痛による激痛も、貼ってから数十分で症状が緩和されたりと、体を楽にする対処方法として非常に用いられることが多い。

「ブロック注射の効果が切れてきた…」と痛みが強くなり気持ちが沈む前に、自分で貼ることができるので強い味方になるだろう。
また直接自分の目で患部を確認しながら貼ることができるので安心感も違う。

しかしその効果の反面、肌がかぶれたり妊娠中や授乳期の使用については避けるべき判断も必要なので、主治医に確認した上で処方をおすすめする。

痛み止め(鎮痛剤)

坐骨神経痛は寝転んで安静にしているだけでも、痛みやそれによるイライラが頭から離れず、「この痛みがなければ…」と我慢しながら仕事をしている人も少なくないだろう。

痛み止めの飲み薬の中で有名なのはロキソニンやボルタレンであり、これらは病院で処方されることも多い鎮痛剤だ。

ロキソニンは「処方せん医薬品以外の医薬品」に分類され、薬剤師のいる薬局で買える。
もしあなたが「とりあえず痛みをどうにかしたい」という状況でならば、いち早くできる対処方法だろう。

またこの場合、胃痛を避けるために胃薬(ムコスタ錠など)も合わせて服薬することが望ましい。
ドラッグストアの薬剤師の指示に従おう。

クッション(腰への負担を軽減)

少しのあいだ椅子に座る場合

背中と椅子の背もたれの間にクッションをはさむと楽になる。この場合の分厚さ・はさむ位置については心地良さを優先すべきだろう。

できるだけ痛みの少ない箇所にクッションを調節してはさもう。

一日中座りっぱなしのデスクワークの場合

長時間パソコン画面を眺めたりと、オフィスワークでは自然と体がリラックスする姿勢になってしまう。
腰痛の大きな原因の1つである姿勢を改善するためにスタイルキーパーなどの腰痛ケアグッズにより、体のゆがみを日常から治すよう意識することは大事だ。

ただ注意点として、ショッピングサイトなどで安く販売されている場合もあるが(例:楽天ショップ)、なかには見た目だけ同じで粗悪な物も多いため、あまりにも安い品には必ず注意しよう。

ポイントとして「長時間サポートに適しているか?」「持ち運びやすいか?」など個々の生活に合ったものを選ぶように。

【間違った対処法】坐骨神経痛が悪化する場合

体を温めることにより悪化する?

坐骨神経痛は痛みの症状だけではなく、足のももなどに氷をつけられたような冷感や、ビリビリとしたしびれ、引きつれを感じることがある。
しかし、勝手な判断で温めたり冷やしたりすると悪化するので注意が必要だ。

判断は、いつぐらいから症状が出たか。

一週間ほどの初期症状の場合は冷やした方がいい。ねんざと同じように考えると分かりやすいのだが、炎症をおこしていると、まずは冷やして痛みを緩和する。

それ以後は温めよう。温める場所はお尻周辺で、筋肉(力)をゆるめることで痛みが和らぐ。
よくストレッチにより体を柔らかくする狙いはここだ。

アルコール摂取
坐骨神経痛と飲酒については様々な情報があるが、直接的に関係はない。
なにごとも過剰にならず、バランスが大切だと理解しておけば問題ないだろう。

自分でツボを押す・民間療法

ツボやマッサージについては、自分で施術すべきではない。

飲み薬を例にして考えると、医師や薬剤師の指示なしに適当な薬を飲むことはないはずだ。

よくマッサージやツボなど民間療法の動画があるが、人の体は千差万別なので、間違えて悪化することは大いにある。
だからこそ、病院や整体院・ツボ専門とした治療院に行き、理学療法士や針灸師、整体師に施術してもらうことをおすすめする。

痛みを和らげるのではなく、ヘルニア・坐骨神経痛の症状を「治す」には?

症状が軽度ならば、痛みを和らげることで、そのまま自然に治る人もいるだろう。

しかし激痛と緩和を繰り返し、「結局もう治らない」と半ば諦めているならば、腰痛が治らない人が本気で治す方法腰痛が治らない理由「治せないループ」から抜けるをご覧いただきたい。

着実に治していくにあたり、病院や整体院の事情や「治す」ことについて詳しく説明している。

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