ブロック注射の効果と期間「腰痛なら知るべき」3つのこと

ブロック注射の効果と期間「腰痛なら知るべき」3つのこと腰の痛みにより病院で神経根ブロック注射を受けている人は多いだろう。またはこれから施される予定で不安な人もいるかもしれない。

坐骨神経痛や腰椎のヘルニアは、顔を洗うだけでも体勢がキツかったり、クシャミをするだけでも激痛を伴い大変辛い生活を強いられる。

このページではブロック注射を受けようか考えている、または受けていて効果がないと悩んでいる人にとって、その効果と期間について「腰痛を治すために」3つのことを詳しく、分かりやすく説明している。

あなたの腰痛を治すためにぜひ役立ててほしい。

1. ブロック注射の効果とは? 治療するものではない

ブロック注射とは神経痛を軽減するものだ。

神経痛というとピンとこないかもしれないが、坐骨神経痛ならばお尻・尾てい骨のあたりの激痛であったり、ヘルニアの場合だと足のしびれ、ふくらはぎの裏などがチクチクするといった、常に生活を苦しめる現在のあなたの症状と思ってもらっていい。

この症状をブロック注射は弱めてくれる。痛みをなくす効果が期待できる。

しかし決して勘違いしてはいけないのは、これは坐骨神経痛やヘルニアを根本的に治療するものではないということだ。

ヘルニアは「一生治らない?」 症状により2年はかかるにも記載しているが、神経ブロック注射の効果はあくまで一時的に痛みを緩和し、自然治療を目的とする場合が多い。

2. 痛みがなくなる・効き目の期間

ブロック注射は神経や神経の周囲へ注射をする。よって短期間で痛みの緩和が期待ができ、受けて数分後に効果が現れることも少なくなくないだろう。
しかし、腰痛の度合いによって効き目は長く続かないことも事実である。

1回のブロック治療で数週間と効果が持続しそのまま回復に向かい人もいるが、症状が芳しくない場合は1日、または半日程度の人もいる。
もし長い期間ブロック注射を受け続けても治らない・症状が改善に向かわない場合は、仕事や日常生活の見直しと次のステップを考えることを強くおすすめする。あなたがどうすべきか、下の3つめをご覧いただきたい。

ブロック注射のポイント
  • 注射の種類によって受けることのできる回数は保険診療上の規約ある。
  • ブロック注射の中身(薬)は局所麻酔薬で、筋肉を緩めたり、炎症を抑えたりする働きがある。

3. 坐骨神経痛やヘルニアが治らない人がこれからどうすべきか

ブロック注射により痛みが緩和され、徐々に腰の神経痛が改善されている場合はそのまま様子をみて医師の判断を仰いだ方がいいだろう。

しかし数ヶ月経っても治らないと悩んでいる場合は次の項目を意識しよう。

  • 手術を考える
  • 日常生活のおいて腰への負担が強いられていないか?
  • ストレッチなどセルフケアはしているか?(していない人が多い)
  • 病院や整体院を変える選択を持つ

これらは腰痛を治した人の多くが真剣に悩んだ上で実践したことである。
もし1つでも思い当たるフシがあったり実践できそうなことがあるならば、今、行動に移そう。

激痛に悩む生活から解放されるために「絶対に治す」という強い気持ちが、近い将来「治ってよかった」と思える結果を出すはずだ。

腰を治すためのステップやセルフケアについては、「腰痛が治らない理由」に詳しく書いている。病院の選び方などにも触れているのでぜひ参考にしてもらえらばと思う。
着実に、少しずつ治していこう。

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