知っていれば損しない! 20代の腰痛の根本的な原因

スマホによる20代の腰痛20代で腰痛を発症して、30代40代になっても腰の痛みに悩まされ続ける人は多い。
そのために根本的な原因を知り、できるかぎり早く対策することが望ましい。

「いつか治るだろう」と、他人事のように放っておき、いまも苦しんでいる人が多いからだ。
このページでは腰痛の原因となる動きや病気などを解説している。もし心当たりあるならば早急に対策しよう。

目次
  1. スマートフォンによる姿勢と目の使い過ぎ
  2. 椎間板ヘルニアの疑い
  3. ほかの病気からくる腰痛
  4. ダンス、スケボー、BMXなどの趣味
  5. ボーリングなどの娯楽
  6. バスケットボール・バレーボールなどのスポーツ
  7. 肉体系の仕事

スマートフォンによる姿勢と目の使い過ぎ

手軽に情報を調べたり暇つぶしにスマートフォンを見る機会は多いが、10代の頃から腰を丸めて画面に近い距離で見ることが習慣になっている場合は気をつけよう。
姿勢が悪いことで背骨の自然なカーブが損なわれ、腰痛の元となるケースがある。スマホ症候群と呼ばれることもあるほどだ。

また目の疲れにより、目から首、そして肩凝り、腰へ症状が悪化して起こる場合もある。できるだけ同じ姿勢は避け、長時間の利用はしないことをおすすめする。

椎間板ヘルニアの疑い

腰椎の椎間板ヘルニアになると、手術適用になることもある。
症状についてはヘルニアの症状まとめに詳しく説明しているが、足の表や裏ももにビリビリとしびれがあったり、腰に鈍痛がみられることが多い。

初期段階では気にならなくても、病院に行きMRIで撮影するとヘルニアが原因と診断されることは20代でも少なくない。
(参照:ヘルニアの【手術前・手術後の体験談】と再発から対処法まで

また、腰のヘルニアについては合わせて下記ページの対策もおすすめする。
ヘルニアは「一生治らない?」 症状により2年はかかる

ほかの病気からくる腰痛

ほかの病気からくる腰痛

腰の痛みだからといって腰周りや姿勢が原因ではなく、以下のような内臓疾患が腰痛の原因になる場合もある。

泌尿器系の疾患
尿管結石、泌尿器の癌、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺肥大症、遊走腎
消化器系の疾患
胃潰瘍、胆石、胆嚢炎、消化器の癌、膵炎、十二指腸潰傷、後腹膜腫瘍
循環器系の疾患
腹部大動脈解難、閉塞性動脈硬化症
女性に特徴的な疾患
子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣膿腫、月経困難症

対策

もし腰以外に体の異変を感じていたり、これらのような内蔵疾患に心当たりがある場合は、それが原因で腰痛が引き起こされることも視野に入れ病院の医師に必ず相談するべきだ。

ダンス、スケボー、BMXなどの趣味

ダンス、スケボー、BMXなどの趣味10代20代前半のころは腹筋や背筋など腰周りを支える筋力があるので日常生活で腰を痛めることはなくても、体をひねる動きは腰に大きな負担をかけるので腰痛の根本的な原因になるケースは多い。

たとえばダンスやスケボー、BMXなどは激しく体をひねる動きがあり、転倒により腰を強打することだってある。
もし打ち身により炎症を起こしている場合は冷湿布で対応しよう。
(参照:腰痛の湿布【温湿布と冷湿布の効果は同じ】と言われる理由

ボーリングなどの娯楽

ボーリングなどの娯楽ボーリングは腰痛の改善になると言われることがあるが、適度な運動という意味合いはあっても、まず治る効果はない。

上で説明したように腰をひねる動きがあることもそうだが、重みのあるボウリング玉を投げる動きは体の重心が変化するので、左右のバランスが崩れ腰に歪みが出てくる原因になる。

適度な娯楽としてボーリングするのは問題ないが、若いうちからプロボウラーを意識して毎日のようにする場合は、普段から腰のケアをしよう。

バスケットボール・バレーボールなどのスポーツ

過去、学生の頃に部活動やサークルなどで腰を痛め整体に通っていた人はいるだろう。
特にバスケットボールやバレーボールなどのスポーツは腰周りの筋肉を痛める。

スポーツをしていたころは筋肉でカバーされて症状が隠れていても、20代になり筋力に衰え始めることにより痛みが出ることはよくある。
また腰椎のヘルニアや腰椎分離症を発症することもあるので、20代だから「いつかは治るだろう、大丈夫だろう」ではなく、あまりにも痛みが強い場合は病院にいこう。

そして筋力が低下している場合、できるだけ腰に負担をかけずに腹筋を鍛えよう。
腰痛の改善に腹筋を鍛える方法【痛くてできない人、必見】

肉体系の仕事

引っ越しのアルバイトや介護職・立ち仕事などは直接的に腰に負担をかけるので腰痛の原因になりやすい。
10代〜20代のころは自分の力に自信もあるので力任せにすることがあるが、着実に筋肉や関節に負担をかけている。

症状が悪化しないように腰を適度に休ませないと後にもっと痛くなる可能性があるので、肉体系の仕事をしている場合は生活を見直そう。

さいごに

腰痛は日常生活の積み重ねで、知らず知らずのうちに体が蝕まれていることがる。
ケースとして10代の頃は体も若く筋肉も発達しているので目立った症状はなくても、20代になり体を動かす機会が減ることで腰に痛みが出てくるのはよくあることだ。

歳を重ねるにつれて体には変化が伴う。日頃から姿勢に気をつけたり、セルフケアを意識しよう。

日常生活で注意! 腰痛の原因と、悪化させない対策例

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